
マインクラフトのゲームとしての特徴は?
2009年に公開されたマインクラフトは、元々はスウェーデンのMojang AB社のスタッフによって開発されたインディーズゲームであり、サンドボックス型のものづくりゲームです。マインクラフトの面白さは多くのゲーマーを魅了し、また、サンドボックス型ゲームの先駆けとなりました。
新しいワールドを作成したら、ブロックを積み重ね、創造力を最大限に生かしながら様々な建物やしかけを作っていきます。マインクラフトの楽しさは、見知らぬ土地で土を掘ったり、木を切ったりしながら生活していく中で得られるものです。また、マインクラフトは決められたストーリーの中でプレイするゲームではありません。何をするかはプレイヤー次第です。ワールドでの生活そのものを楽しむのか、自分で作成したワールドでものづくりに専念するのか、作成したワールドでどのように遊ぶかは、サバイバルモード、クリエイティブモード、アドベンチャーモードといった、モードを選択することによって変化します。どのモードを選択するにしろ、人間が本来持っている本能や能力が刺激され活性化されることによって、自分の力で新しいものを生み出し得られる喜びというのは、誰もが共感できる喜びの一つと言えるのではないでしょうか?
またマインクラフトでは、オンラインマルチプレイでネット上に公開されているサーバや他のプレイヤーによって立てられたサーバで同時にプレイすることができるオンラインゲームでもあります。マルチプレイによって、他のプレイヤーと、一つのワールドで楽しさを体感することができるマインクラフトは、オンラインゲームならではの魅力的な要素にあふれた自由度の高いゲームと言えるでしょう。現在、マインクラフトは「マイクラ」の名で親しまれ、PC版をはじめとしてプレイステーション版やスマートフォンでもプレイできるPocket Edition版など、さまざまなプラットフォームでプレイされるようになりました。そして大人だけではなく、小さな子供を含む小学生の間でも人気になっているのは、まさに創造力を無限にかきたててくれる自由度の高さが魅力であるからと言えるようです。
3Dグラフィックの美麗度、重さの度合いは?
マインクラフトをプレイする前までは、ドットで構成されたワールドでプレイする軽いオンラインゲームだから、特にゲーミングPCではなくても動作するのではないかと考える人もいるようです。しかし、実際にプレイしてみると、その考えは間違っていたと感じる方が少なくないでしょう。マインクラフトではMODを入れてプレイするのが前提です。あり、MOD(モッド)とはmodification(改造)の略称で、いわゆる拡張データのことで、このMODの導入によって、Minecraftにさまざまな要素を追加することができるのです。影MODのようなグラフィック処理が重いMODを導入するなら最新のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必要です。
推奨スペックは?
マインクラフトの公式サイトでは、推奨スペックが次のように公開されています。
- CPU: Intel Core i3 または Athlon Ⅱ(K10) 2.8GHz
- メモリ: 4GB
- GPU: GeForce 2xx Series または AMD Radeon HD 5xxx Series (OpenGL3.3)
- HDD: 1GBの空き容量
ですが、公開されている推奨スペックは、あくまでもMODを入れない状態においてプレイできる環境と言って良いでしょう。
影MODを入れても問題なく、サクサク動くような環境を得るためには、相当にハイスペックのゲーミングPCが必要となるのは言うまでもありません。
実際にマインクラフトをストレスが少ない状態でプレイするには、
- CPU: Intel Core i7以上
- メモリ: 8GB以上
- GPU: GeForce GTX960以上
といったスペックのゲーミングPCが必要となるでしょう。