知っていますか?初代のパソコンゲーム

コンピューターゲームの研究が行われ始めたのは1840年代。もちろんこの時代のコンピューターは、電子計算機ではなく、機械的なアナログ計算機のことですが、日本ではまだ鎖国を行っている江戸時代にあたるので、意外にも歴史が古いということが分かります。

その後もたびたびコンピューターゲームを作る試みが行われましたが、初期のコンピューターによるゲームが完成したのが1950年代。最も初期のデジタルコンピューター「Whirlwind」上で動いたものとされています。研究が始まってから100年後のことでした。

当時のゲームはボールのバウンドを再現したものだと言われています。その後、専用コントローラーを使用したゲームの開発、家庭用ゲーム機への移行、ゲームソフトの開発と現代のコンピューターゲームに近い形へと変貌を遂げていきます。

そして、1977年、個人用コンピューターが普及してからは、パソコンゲームの発展が目覚ましくなっていきました。

インターネットの普及で変化するパソコンゲーム

初期の家庭用パソコンは、ゲーム機として使用されることも多く、X68000やFM TOWNS、のちにパソコンゲーム分野で売り上げを大きく伸ばしたNECのPC-9801シリーズを中心にパソコンゲームが確立していきました。当時のパソコンゲームは、オンライン形式ではなく自分一人で行うスタンドアローン型が主流でした。しかし、1990年代、パソコンゲームに変化が現れます。Windowsの普及に伴い、インターネットが急速に普及していったことがその背景にありました。

オンラインゲームが誕生する

オンラインゲームが爆発的に普及したのは、1997年のウルティマオンラインの登場がきっかけとなっています。ウルティマオンラインは、インターネットを通して複数人が参加できるRPG、ネットワークRPGの元祖と言われています。当初定額課金制でスタートしたウルティマオンラインは、その後のオンラインゲームにおけるアイテム課金モデルの基礎にもなっているオンラインゲームです。

無料オンラインゲームの普及とSNSのような役割

その後課金対象はアイテムや追加要素のみとなり、プレイは無料でできる、MMO型のパソコンゲームが主流となりました。MMOとは、「Massively Multiplayer Online」の略で、現在のオンラインゲーム市場でも有名な、メイプルストーリーやラグナロクオンラインなども当てはまります。これらのゲームに共通するのは、運営サイトに登録し、ゲームそのものは無料でダウンロードしてから行うゲームだということ。その後、オンラインゲームは進化し、ただ複数人でゲームができるというだけでなく、ランキング機能やプレイヤー同士でのチャットが行えるようになったこともおすすめポイントです。現在では、RPGなどのオンラインゲームにSNSのような役割は持たせたものが多くなってきており、プレイヤー同士での交流目的でもおすすめできるものになってきています。

インターネット利用のひとつの分野として確立したオンラインゲーム

オンラインゲームは、基本無料で行えるハードルの低さと、SNSのようなコミュニケーション要素を持つことで、プレイヤー同士が交流できる場としてインターネット利用の主要分野の一つとして発展してきました。現在のオンラインゲームはあらかじめソフトを購入しておくなどの必要がなく、登録したIDやパスワードさえあれば自宅に限らずネットカフェやさまざまなパソコンでゲームができるのでネット環境とパソコンがあれば誰にでもおすすめできるのです。そのため、ゲームを目的としてインターネットを利用する方も少なくありません。

パソコンのアクティビティのひとつとして確立してきたオンラインゲームをぜひあなたも体験してみませんか。もし、もっとパソコンゲームについての歴史を知りたい場合は、当時のゲームなどが展示されている分散コンピューター博物館やゲーム博物館を訪れることをおすすめします。