ゲーミングPCの性能はグラフィックボードが全て

ゲーミングPCの性能は、少なくともゲーミングに関しては、グラフィックボードの性能によって左右されます。CPUの性能やメモリーの容量なども多いに越したことはないのですが、それらに関しては一定レベルの性能さえ達成していれば問題ないことが多いのです。ゲームタイトルや運用環境にもよりますが、CPUは3GHzもあれば事足りますし、メモリーも8GBあれば大抵のゲームでは問題無いでしょう。多くの場合、ボトルネックになるのはグラフィックボードの性能です。グラフィックボードに高性能のGPU、十分な量のメモリーが搭載されていれば、CPUの性能は低くてもそこまで大きな問題とはなりません。ゲーミングPCで十分な性能を得るために、お金を掛けられるのであれば、グラフィックボードに重点的に投資することがおすすめです。

比較するのに最適な3つのグラフィックボード

ゲーミングPCに搭載するグラフィックボードの性能を見るために、3つのおすすめグラフィックボードの性能を比較してみます。ハイエンドはGTX980 4GB。ミドルエンドはGTX760 2GB。ローエンドはGTX750Ti 2GB。PC側はCPUがCore i7-4790でメモリは8GBとします。

GTX980

GTX980は言わずと知れた最高峰のグラフィックボードです。性能も最高ですが、価格も最高峰。8万円前後の出費は覚悟しましょう。その代わり、あらゆるゲームを最高画質で快適に楽しむことが出来るでしょう。

GTX760

GTX760は3万円台から4万円台とリーズナブルな価格で購入できるグラフィックボードです。GTX980と比べると性能では劣りますが、コストパフォーマンス的には申し分無く、大半のゲームが快適に動くことでしょう。最高画質だと一部ゲームで激しく画像が動くようなシーンで少し不安があるかもしれませんが、値段が高過ぎずに良いものが欲しいならおすすめです。

GTX750Ti

GTX750Tiは1万円台から2万円台と極めて安価に購入できる最も安い価格帯のグラフィックボードです。「性能はあまり気にしないから、最低限ゲームができれば問題ない」という人にはおすすめといえます。

ベンチマークに使った3つのオンラインゲーム

ゲーミングPCはゲームをするのに使うものです。ゲームタイトルによって推奨スペックは違いますので、日本で人気のオンラインゲームから推奨スペックの高いものから順に「FF14」「MHF」「PSO2」のベンチマークを使用しました。解像度は1920×1080とします。FF14はファイナルファンタジーのオンラインゲームで、圧倒的に美麗なグラフィックで多くのユーザーを惹きつけています。MMORPGの決定版でしょう。MHFはモンスターハンターフロンティアのことで、モンスターハンターのオンラインゲームです。ファイナルファンタジーほどではありませんが、グラフィックの要求スペックは高いです。PSO2はファンタシースターオンライン2のことで、自由度の高いキャラクターカスタマイズなどが人気のゲームです。

ベンチマーク結果

以上の3機種、3ゲームを比較してみた結果が以下のようになります。

FF14 MHF PSO2
GTX980 4GB 15954 28821 90122
GTX760 2GB 9326 14821 28179
GTX750Ti 2GB 6436 8921 17215

予想通りと言ってしまえばそれまでですが、順当な結果となりました。

一番性能が低いGTX750Tiでも、ほぼ全てのゲームでゲームをプレイする分には問題ないという結果がでています。そのため、これらのオンラインゲームをゲーミングPCで楽しむだけであればGTX750Tiでも何とかなるといえるでしょう。ただ、最高負荷を掛ける様な環境が長く続いたり、他にも高画質のゲームをやったりする場合にはGTX760がおすすめです。GTX760の性能であれば多くのゲームタイトルで非常に快適に動作しますので、少し余裕があればこちらを使ってみると良いですね。GTX980の性能は圧倒的ですが、費用を考えるとややオーバースペックの感はあります。ゲームをやりながら別の重たいソフトを動かすようなユーザー向けかもしれません。